「うつヌケ」を読みました。

「うつヌケ」は30万部を突破したうつ病脱出コミックです。

著者の田中圭一さんがうつを脱出するきっかけとなったのは、

宮島賢也先生(YSこころのクリニック医院長)の著書

『自分の「うつ」を治した精神科医の方法』

を読んだからと教えられたので読むことにしました。

優しさと愛に溢れるコミックでした。

マンガなので、すぐに読み終えました。

言葉では伝えにくい、うつ病の症状が漫画で丁寧に表現されていました。



一番印象に残ったのは、「借りを返す」という言葉でした。

あとがきの中で田中さんは、

「マンガという形式で宮島賢也さんに借りをかえす義務があるとおもいました。」

と書いています。

私も田中さんと同じように

「借りを返す」ために私はカウンセリングをしています。




YSカウンセリングを始めたばかりの頃です。

カウンセリングをするたびに初めての人なのになぜか「申し訳ない」

という思いが沸き上がってきました。

不思議でしかたありませんでした。

カウンセリングがうまくいかなくて「申し訳ない」ではなくて、

カウンセリングを始めると同時に出てきました。



なぜこんな心が出てくるのか?

この心は一体何なのかをYSカウンセリング創始者佐藤康行先生にお聞きしました。

「借金を返す人生が始まったね。」

と佐藤先生は答えられました。

カウンセリングをすることで、

人生の借りを返すことができるのだと教えられました。

私の人生の中で、お世話になった人、協力してくれた人、迷惑をかけた人に対して、

直接は、借りを返すことはできないけど、

これから新しい人にカウンセリングをすることで、借りを返すことができるんです。

私にとってカウンセリングの意味は人生の借りを返す事なんです。



「申訳ない」という心は、

私にカウンセリングの意味を教えてくれていました。

目の前の人は、初めての人ではなく

人生で出会ったすべての人を代表してくれている人でした。

田中さんのあとがきはそれを改めて思い出させていただきました。





新大阪うつ病回復センター
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