「気が付いたら自然と朝まで眠れるようになり、食欲が元に戻り、父親との仲もぜんぜん違って良くなり、復職した。」
寛解の概要
薬の服用1年漢方1年でも改善せずパニックも併発し休職した。一緒に暮らす父親との関係も悪く八方塞がりで苦しかった。
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気が付いたら朝まで眠れていて、食欲も出てきた。
父親との仲も劇的に改善し、元の職場に復職して1年近くになる。
寛解までの記録
■2018年3月29日
・・・無料のうつヌケ基礎講座を受ける。
■2018年4月16日(90日プログラムスタート)
・・・「周りの人の体力、気力、活動がうらやましい。」
■2018年5月7日 (スタートから22日目)
・・・「前よりは安心して眠れるようになった気がする。不安が薄れたような感じがする。」
■2018年6月6日(スタートから52日目)
・・・「夜眠れないという不安があった事自体忘れていた。」
■2018年6月24日
・・・寛解(スタートから70日目)
■2019年8月11日
・・・回復インタビュー(寛解から1年後)
回復インタビュー要約
■「新大阪うつ病回復センター」に来られる前の状態は?
食欲がないし、寝つきも悪く寝ても夜中に何回も目が覚めて寝れない。
起きてる時もしんどいし、寝ててもしんどい。
ズーッとしんどい。体がしんどいんで心もしんどい。
何とも言えない慢性的な疲れ・倦怠感がいつまでも付きまとう。
「どうしたらいいんだ。」という感じ。
■何年前でしたか?
病院に行ったのは、3年前の正月。
まさかうつ病とは思わないので、ほっといて治るのを待ってました。
一過性のものだと思っていた。
しんどいなりに生活できていたのでなかなか病院へいくことに踏み切れなかった。
時間的に治るのを待っていた。
疲れが取れなくて、ズーットしんどいのがあまりにも続いて、気分転換に好きなことをしても晴れることもなかった。
いよいよ「おかしいな?」って思い始めた時に、「こわいな」って思って、思い切って家の近所のクリニックに行った。
■仕事はどうでしたか?
その時は、普通に会社は行ってたけど、仕事の内容は滅茶苦茶でした。
経理の仕事だったけど、毎月の仕事の段取りが頭の中で組立てられなくなっていった。
「思いついた順にやっとけ」みたいな。
前は出来てたんで、それができなくなって、いやで「なんでやろう?」と思っていた。
「急に老けたんかな」と思っていた。どこまでが精神的な症状かわからなかった。
■ご家庭はどうでしたか?
母が亡くなりしばらくたっていたが、父と二人で住んでいて、意志の疎通がうまくいかなかった。日常会話もないし、必要事項も伝えなかった。
父と喋ったら絶対ケンカになるからなるべく同じ空間にいないようにしていました。
この人(父)は「私の事を理解する気がないんやな。」と思っていました。
「ようそんなこと娘に言えるな。」って事を言われたような感じがあります。
唯一残っている家族がお父さんだけだったので、それが「すごい辛くて、悲しくて、どうしようかなあ」と。
■当センターで「YSメソッド」をやろうとしたキッカケは?
佐藤先生の「過去を変えればうつは治る」を本屋でみつけました。
クリニックと東洋医学の病院に行って効き目がなかったので、自分で治そうと途中で方向転換したんです。
大きな書店でうつ関係の書籍を何回かまとめ買いし、
その中の、佐藤先生の書籍を読んで、内容を試してみたいと思いました。
たくさん読んだ本の中で「過去を変えればうつは治る」が一番納得がいきました。
本の中の体験談を読んで、「良くなっている方がいるということは、自分も可能性ゼロではない。」と思いました。
何でもいいから、治る方法を探している自分としては、「一回試してみたいな。」という気分になりました。で、東京のクリニックに行ってからこちらに来ました。
■始める前に不安に思ったことはありましたか?
まず金額ですね。
東京の「YSこころのクリニック」で値段表をもらって、ホテルの部屋で「これどうしようかな?」と。「ほんまに、丸が一桁ちゃうかな?」と思って何回か見直しましたけど。
その値段で具体的に、何をするかわからないですし、「それで本当に治るのか?」ってのがありました。
薬の治療以外にどんな治療があるかもわからなかったので、この治療に対し踏み込む事が不安でした。
薬と漢方と針をやりましたが、効果はわかりませんでした。
薬は、副作用がありました。
薬をやめて漢方に移行してその時に、パニックがひどくなって倒れた。
飲んでて悪くなったからここにきたんですよ。漢方を飲んでて、良くなるって事はなかった。
■最終的に「新大阪うつ病回復センター」を選んだのはなぜですか?
大阪で「YSメソッド」を受けられるのはここだけだから。ここにしかない。
■こちらに来て症状はどうなりましたか?
まず、しばらくしてから、スッと寝れるようになりました。
寝れない時は、「おやすみー」と言って寝れる人の気が知れないという位、寝れない時期があったんですけど。
寝付くまでに「うーん」って、寝たと思ったらまた2時3時に起きてまた「うーん、うーん」ってやって。
1回寝たらもう起きなくなったりとか、気づいたら寝ていたとか、普通の人が寝るような状態になっていました。知らないうちに、ひとりでに。
気づいたら朝まで寝ていました。
食欲がちょっとずつ回復してきました。
自分が実際に食べるのが減ってたのもありますし、
パニックがすごく出てたので、気持ち悪くなって急に吐き気が来た時にお腹いっぱいの状態がすごく怖かった。
お腹いっぱいの状態でどこかに行って気分が悪くなったらと想像すると怖くて食べれなかったりとか。
食べ物に対して何とも思わなくなっていたけど、テレビに、料理とかおいしいスイーツが映った時に「おいしそうやな」と単純に思えるようになった。
「いいな、おいしそうやな、食べに行きたいなー。」と自然に思えるようになって、食べることの不安や恐怖が無くなっていきました。
■しんどさはどうでしたか?
一番しんどい時は、月曜から金曜仕事をしていて土日ずっと布団から出たくないという状態の時もあった。
カリキュラムの後は、動いてみようかなという気にまずなりました。
頑張らなくても動けるようになった。
前は動くのに心を作って、「よし動くぞ、動かなあかん」と決めてからからじゃないと動けなかったのが、何も考えなくても動けるように段々なっていった。
意識しなくても動けるようになった。
■ご家庭はどうですか?
父が「YSメソッド」の1回目のカリキュラムを一緒に受けてくれたのがたぶん功を奏しまして、日常会話が普通に出来るようになりましたね。ぜんぜん違いますね。
お互いに「ごめん」とか「ありがとう」もちゃんと言うし、父がすごい話しかけてくるようになりました。
前は、今日、外で何をしてきたかお互いに絶対言わなかったけど「今日こんな事があって。」とか「今日どこへ行ったらこんなんがあって」とかお互い普通にしゃべるようになりました。
ぜんぜん違いますね。ぜんぜん違います。
■70日位で寛解して、それ以外に変化したことってありますか?
いっぱいありますけど。
まず一番しんどい時には、人の目を絶対見れなくて基本的にずっと下を見てたんですけど、ちゃんと顔を上げて人の目を見れるようになった。
始め、しんどくて人とは会ってなかったんですけど、コンビニとかスーパーとかに買い物にいってたんで、
その時に店員さんとかの顔を見れるようになったりとか。
元々、音楽聞くのがすごい好きだったけど、しんどい時、聞けなくてそれが、いつの間にか聞けるようになったりとか。
人としゃべる時に自分の中の勝手な思い込みがなくなったというか。
この人、私の事すごいバカにしてるんじゃないかとか、前は自分が人の目を気にするのが過剰だった気がするんですけど、それがなくなりとか。
人に何か言われても、まず一緒にいてくれてる時点で、お互いの事を大事に思ってるんやなという根本的な一番大事な所をちゃんと自分で理解できるというか。
人付き合いがすごい楽になった。
前は、直観で「ちょっとこの人…。」と思うのがありましたが、苦手とは思いますがだからと言ってその人のこと特別に嫌いだとかそういうことも思わないし。
日常生活で当たり前にあることの1個1個が感謝の対象になり、ありがたいと感じています。
自分で物事を決断することが多いですね。
母が5年前に亡くなって、それまでは最終的に母が「いいんじゃないの」って言ったら、「じゃあまあ、お母さんもいいって言ってたし」ってバックがあったわけですよ。
母のせいにもできたし、「お母さんがいいっていたからやったけど、なんか、あかんかったけど」みたいな。
亡くなった事によって、出来なくなったって事もありますし、そうなった時に、自分で自分の人生を決める、選択していく事に対して、それまで自分で全然してなかったのがわかった。
その後、物事を決めるときに自分の考えでは滅茶苦茶不安やった。今までやった事もなかったし、すごい依存していたというか甘えていたんですけど、それが「YSメソッド」を受けて、どの段階でとかはわからないんですけど、ある程度自分で物事を決めれるというか。
それが当たり前と思えるようになったし、それが面白いと思えるようになった。
どんな結果がきてもやって良かったなって、今のところ思える事件しか起きてない、想定外が起きたらわかりませんけど。
今の所、自分で決めてやってその結果が返ってきて、ある程度納得できるというか、そこが面白いなと思えるようになりました。
前は、なんで生きているのかわからなかったんですよ。
ズーット思ってるわけじゃないんですけど、ふとした時に、「なんで自分は生きてるやろうか?」
死にたいまでは、思わなかったんですけど。生きてる意味も正直わからないんです。
けど今は、「せめて生きているからには人のために役に立とうかな。」と思えるし、「生かしてもらって、自分で選んで物事ができることが楽しいな。」と思えるようになって。
その当たりのとらえ方が変わりましたね。
■「YSメソッド」の良いところを挙げて下さい。
少なからず、効果がわかる。
カリキュラムの途中ではまだ治ってはいないけど、受ける前の自分とは何かが違う気がするとは思える。
確実に何か違うなっていうのが、ちらっとでも感じとれるから、そのまま、「これにかけてやってみよう。」と思えた。
薬じゃないので副作用がない。
「新大阪うつ病回復センター」は、カウンセリングでカリキュラムのフォローもして下さるし、起こっていること(カリキュラム後の変化)を、丁寧に説明もしてくれる。
薬は現状維持に近いイメージがあったんですよ。段々良くなっていくよりか、現状をキープしている。
「YSメソッド」はちょっとずつでもよくなっているという前提で話が進むし、「本当にそうだな」とこっちもちょっとずつ納得できる。
ちょっとずつでも良くなる、維持じゃなくて、絶対チョッとずつでも上がっていく。70日くらいで寛解しました。そういう意味では、やっぱり即効性がありますね。
■「新大阪うつ病回復センター」をどんな方に勧めたいですか?
うつ病の人、全員来てもらったらいい。
迷うなら時間がもったいないので来てもらった方がいいですね。
絶対、薬とかそんなことするよりかは効果は、感じられると思います。
あと、元に戻らない。